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マンションの漏電はどこに連絡?相談先や解決策を紹介
マンションにお住まいの方はご自身のマンションで漏電が起きたとき、どのように対処すればよいかご存知でしょうか。
戸建ての住宅に比べ、マンションは電気設備が多く漏電が起きたときに原因を特定するのが困難です。
発見が遅れたら、電気設備の大規模修繕なんてことにもなりかねません。
そのためいざという時に備え、マンションで漏電が発生しやすい場所を押さえておくと、トラブルの原因を早急に特定できる場合もあります。
特に共用部は入居者全員に関わる部分なので、早めの対処が必要です。
ここでは原因から対処法までを詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてください。
マンションで漏電を発見したら
アパートやマンションなどの集合住宅で漏電が起こると、共用灯がつかない、オートロックが開かない、家電製品が使えないなど、停電になってから気がつく場合がほとんどです。
自宅マンションでいきなり停電したとき、電気の使い過ぎや料金の滞納、災害などが原因ではないのなら、漏電している可能性が高いでしょう。
停電して電気や家電が使えないと、生活に支障が出ます。
一刻も早く復旧させるには、どこに連絡をするのが正解なのでしょうか。
まずは管理組合か管理会社へ連絡
普段から漏電に備えている人は少ないかもしれませんが、意外と身近で起こっています。感電や火災に繋がることもあるため、放置するのは危険です。
アパートやマンションなどの賃貸物件の場合、漏電かなと思ったらまずは大家さんや管理組合、管理会社に連絡しましょう。
賃貸物件は基本的に大家さんや管理会社の責任で管理されています。大抵は家賃や共益費に修繕費も含まれており、そこから支払われることが多いです。
賃貸借契約書の修繕項目に、いざというときどうすればよいか、連絡先などが書いてあるはずなので、確認してみましょう。
個人で業者に調査や修理を依頼してしまうと、かかった費用を請求しても拒否されてしまう場合があるので注意が必要です。
絶対に自分で修理しようとしない
漏電が起きたとき、自分で直したいと思う人もいるかもしれません。
しかし、自己所有の住宅や賃貸物件に関わらず、漏電を自分で修理するのは絶対に止めてください。
感電や火災といった事態に発展する可能性があり、大変危険です。最悪の場合は命を落とすことにもなりかねません。
漏電の修理には電気工事士の資格が必要になります。安全かつ確実に修理をするためにも、自分で触らず、必ず専門業者に任せるようにしましょう。
マンションで起こる漏電とは
マンションには居住者全員が利用する共用部と居住者のみが利用する専有部とがあり、漏電はどちらの部分でも発生します。
共用部と専有部で漏電が起こりやすい場所を把握しておけば、いざというときに焦らず安心です。
共用部分で漏電が起こりやすい場所
共用部は居住者全員が利用する部分なので、早急な対応が必要です。いくつか発生しやすい場所をご紹介します。
廊下や階段などの電灯設備
集合住宅で発生する漏電の場合、屋外に設置されている照明器具などの電灯設備が原因になることが多いです。
インターホン
インターホンも屋外に設置されていると、雨や湿気によって漏電が起こる場合があります。
分電盤や電気配線
屋外の分電盤や電気配線は、虫やネズミの侵入によって漏電が引き起こされる可能性がある場所です。
専有部分で漏電が起こりやすい場所
マンションの専有部での漏電は、戸建て住宅の場合と同様です。
ただし専有部とはいえマンション自体に問題がある場合もあるため、個人で業者に連絡するのはさけ、まずは管理組合へ相談しましょう。
家電製品や電化製品
家電製品が原因で起こる漏電の多くは、劣化によるものがほとんどです。長年使用している家電製品には注意してください。
分電盤や電気配線
建物が古いと各戸の電気配線も劣化している可能性が高いです。共有部と同様、虫やネズミの侵入によって漏電が起こる場合があります。
マンションで起きた漏電の解決策
では、自分のマンションで漏電が起きたとき、具体的には何をすればよいのでしょうか。
漏電箇所を発見したら、まずは管理会社か管理組合に連絡しましょう。
共用部と専有部、それぞれの解決策をご紹介します。
共用部で漏電が発生した場合の解決策
漏電で停電が発生した場合、一部の照明がつかない程度だと生活に支障はないかもしれませんが、集合玄関のオートロックが利かなくなったりしてしまうと防犯上のリスクが高まります。
共用部は居住者全員に関係する部分なので、漏電を発見したら速やかに管理会社か管理組合に連絡しましょう。
電気が使えないと不便ですが、ブレーカーが落ちないようにテープで留めたりするのは危険です。
自分で修理することは避けて触らないようにし、電気工事士有資格者に工事を任せましょう。
専有部で漏電が発生した場合の解決策
専有部で漏電が発生した場合、ブレーカーを使って以下の方法で漏電箇所をチェックすることが可能です。
①まずはすべてのブレーカーを落とします。
②次に漏電ブレーカーとアンペアブレーカーを上げて通電させてから、小さな安全ブレーカーをひとつずつ上げてゆきましょう。
③順番に上げて、漏電ブレーカーが落ちた場所で漏電が発生しています。
この方法で漏電の発生が確認できたら、管理組合にすぐ連絡をしましょう。
なお、漏電している場所以外の安全ブレーカーは上げて電気を使用してもかまいませんが、漏電している場所は無理やり通電させないように気をつけましょう。
なお、管理組合に「自分で業者を呼んで良い」と言われた場合は、「漏電工事の依頼はどこにする?」の記事を参考になさってください。
マンションの漏電に気づいたらまずは管理組合に相談
マンションの場合、管理組合や管理会社が設備管理を請け負っています。
管理者を通さずに個人で業者に依頼した場合、修理にかかった費用が全額自己負担に鳴ることもあるため注意が必要です。
漏電の疑いがあるときは、迷わず管理組合か管理会社に相談しましょう。
そのうえで「自分で業者を呼んでください」と言われたら、ぜひ業界最安値かつ高品質のエネトーレへぜひご相談ください。
電気工事専門業者であるエネトーレは、電気のトラブルを解決するプロ集団です。
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