漏電工事ならお任せください!エネトーレ

通話料無料!今すぐお電話ください!

0120-542-359

【受付時間】10:00~19:00 水曜日定休

メールで
無料相談

お役立ちブログ

安全ブレーカーとは?役割や交換費用など基礎知識を解説

最終更新日:

たくさんの家電製品を使ったとき、急に家中の電気が消えてしまうことがあります。

これは家庭の電流をコントロールするための「安全ブレーカー」が、過電流に反応して回路をシャットダウンしたために起こる現象です。

今回は、この「安全ブレーカー」がどのような働きをしているのか、その役割について解説します。

何度も安全ブレーカーが落ちる原因や、復旧方法、交換費用などについてもご紹介しますので、ブレーカーについてお困りの方は参考にしてください。

安全ブレーカーとは

安全ブレーカーとは

安全ブレーカーとは、発電所から電柱を経由して家庭に届いた電流をさらに各部屋へとこまかく分配するためのブレーカーです。

この安全ブレーカーは各部屋ごとの電気回路を制御しており、家電・配線のショートや過電流のような異常を感知して電流を遮断する役割を担っています。

一般的にひとつの安全ブレーカーの許容電流は20A(アンペア)ほどです。

この安全ブレーカーは多くのご家庭で、全てのブレーカーが集約された「分電盤」の右側に設置されています。

安全ブレーカーは分電盤にある

安全ブレーカーは分電盤にある

「分電盤」とは各家庭の電流を制御するための装置で、主にキッチンや水回りなどの電気をよく使用する部屋の壁面に設置されています。

安全ブレーカーはこの分電盤に設置されたブレーカーの右側にある、各部屋ごとに別れた小さなブレーカー群のことです。

分電盤には安全ブレーカーのほかにも、中央にある「漏電ブレーカー」や左側にある「アンペアブレーカー」の合計3種類のブレーカーが設置されています。

漏電ブレーカーは漏電を感知し、アンペアブレーカーは電気会社との契約以上の電気を使用すると落ちる仕組みです。

安全ブレーカーとアンペアブレーカーの違い

安全ブレーカーとアンペアブレーカーの違い

安全ブレーカーとアンペアブレーカーはどちらも電気の使い過ぎで作動するため、役割が似ていて混同されがちです。

しかし、安全ブレーカーは各部屋の電流と連動していますが、アンペアブレーカーはご家庭全体の電気を制御しているという違いがあります。

つまり、もし分電盤にアンペアブレーカーしかなければ配線のショートや漏電などの異常が発生した際に家中が停電してしまうことになりますが、複数に分かれた安全ブレーカーを間に挟むことで問題が起きた部屋の電気だけを止めることができるのです。

安全ブレーカーの役割は家電の破損や発火の防止

安全ブレーカーの役割は家電の破損や発火の防止

安全ブレーカーは、許容量をこえた電気量を使用すると落ちる仕組みになっています。

そのためご家庭によっては料理中などに頻繁に安全ブレーカーがおち、その存在をうっとうしく感じることもあるかもしれません。

しかし、もしこの安全ブレーカーが正常に作動せず許容量を超えた電流が流れ続けると、家電や配線に負荷がかかり、破損や発火の原因になる可能性があります。

安全ブレーカーは各部屋の電流をコントロールすることで家電の破損や火事を未然に防ぎ、ご家庭の安全を守る役割を担っているのです。

安全ブレーカーは自分で復旧できる?

安全ブレーカーは自分で復旧できる?

安全ブレーカーが落ちて部屋が停電してしまった場合、家電製品の使い過ぎが原因であれば自分で簡単に復旧することができます

まずは安全ブレーカーが落ちた部屋の家電製品のスイッチを切り、パソコンなどの精密機器はコンセントを抜いておきます。

スイッチを切らないままだとブレーカーを戻した瞬間にまた落ちたり、精密機器は復旧後に急に通電すると破損する可能性があるため注意しましょう。

その後、分電盤の右側にある安全ブレーカーのスイッチを「入」の状態に戻せば復旧完了です。

安全ブレーカーを落とさないようにするためには

安全ブレーカーを落とさないようにするためには

安全ブレーカーを落とさないようにするためには、消費電力の大きな家電製品を同時に使用しないことが重要です。

消費電力の大きな家電には、電子レンジ(約15A)、炊飯器(約13A)、ドライヤー(約12A)などがあり、同時に使うとすぐに安全ブレーカーの許容電量である20Aを超えてしまいます。

時間をずらして使用したり、つなぐコンセントを別の回路にする、たこ足配線にしない、などのポイントを守って家電製品を使用しなければなりません。

また、どう工夫しても安全ブレーカーが落ちてしまう場合や、どうしても家電を同時に使用しなければならない場合は、電気会社と契約しているアンペア値を挙げることも検討しましょう。

安全ブレーカーの交換時期と費用

安全ブレーカーの交換時期と費用

もし安全ブレーカーが家電をそれほど使用していないのに頻繁に落ちてしまう場合は、そろそろ安全ブレーカーの交換時期かもしれません。

特に寿命である10年を超えて使用している場合は、何も異常を感じていなくとも「安全ブレーカーが故障して作動しない」状態になっている可能性もあり、放置するととても危険です。

安全ブレーカーの交換は、分電盤全体の交換か、故障したブレーカーの一部を交換する場合に分けられます。

費用はそれぞれ分電盤全体の場合は4万~8万円ほど、安全ブレーカー単体の場合は4,000円~1万円台です

まずは業者へ点検に来てもらってからの作業となるため、必ず見積もりを取って納得してから交換作業を始めてもらうようにしましょう。

安全ブレーカーがよく落ちる場合はエネトーレまで!

安全ブレーカーがよく落ちる場合はエネトーレまで!

安全ブレーカーは各部屋ごとの電気の使い過ぎや、配線のショートなどの異常を感知して作動する安全装置のひとつです。

今回ご紹介したように、電流の異常をすばやく感知することで、家電製品の故障や配線の漏電、火災事故の発生を未然に防いでいます。

もし「安全ブレーカーが頻繁に落ちて不安」「ブレーカーや分電盤の点検を10年近くしていない」「自宅の分電盤が熱くなっている気がする」などご心配がある場合は、ご家族の命や家財を守るためにもできるだけ早く専門業者へ相談しましょう。

私たちエネトーレは、漏電工事の専門業者として数多くのブレーカー点検や交換を行ってきました。

少しでもはやく皆様の不安を取り除くため最大24時間以内に調査へお伺いし、高品質かつ低価格の工事で多くの方にご満足いただいています。

もしブレーカーにご不安を感じた場合は、いつでもメールやフリーダイヤルまでご連絡ください。