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漏電が発生したときの対処法!漏電工事業者が来るまでに注意すべきこと
漏電の発生が疑われる場合、対処法を誤ると感電して怪我をしたり、放置すると電化製品の破損や火災が発生して家財に大きな損失が発生するリスクがあります。
例えば、最近頻繁にブレーカーが落ちる、電気料金が異常に高い、雨の日にはブレーカーが落ちるなどが思い当たる場合、家のどこかで漏電が発生しているかもしれません。
また、IHヒーターや冷蔵庫、電灯の調子が悪くなり修理業者をよんだら、実は配線の皮膜が劣化して漏電を起こしていたというケースも少なくありません。
私達エネトーレは漏電工事のスペシャリストで、さまざまな漏電のケースを修理した実績があります。
ここでは皆様の安全を守るために、漏電が発生したときの対処法や、漏電工事業者がくるまでに注意するポイントを詳しく解説します。
漏電が発生したときの対処法
漏電が発生したとき、本格的な調査や修理は電気工事士の資格を持つ専門家に依頼しなければ法律違反となります。そのため、漏電が起きたときに自分で対処できることは限られていると思われがちです。
しかし漏電ブレーカーが落ちたままだと、漏電工事業者がくるまで電気を使うことができずとても不便です。また、漏電の原因を自分で突き止めることができれば、漏電工事業者を呼ばなくとも解決できることがあります。
ここでは、漏電が発生したときにまず行うべき対処法についてご紹介します。
漏電の発生した場所以外の電気を使用できるようにする
漏電が発生すると、安全装置である漏電ブレーカーが作動し家中のブレーカーが落ちてしまいます。そのため漏電工事業者の到着まで、電気が使えずに困ってしまう方も少なくありません。
このようなケースでは、まずはブレーカーを操作して以下の手順で漏電の発生箇所を特定しましょう。
①ブレーカーが全て落ちているのを確認し、漏電ブレーカーをあげる
②安全ブレーカーをひとつずつあげて、漏電ブレーカーが落ちる箇所を特定する
③漏電ブレーカーが落ちる箇所が漏電しているので、それ以外の安全ブレーカーをあげる
上記の操作で、漏電場所以外の電気が使用できるようになります。
漏電している場所の電気を使いたいからといって、ムリにブレーカーをあげて電気を通すと感電事故や家電の故障につながる危険性があります。漏電の発生場所を確認したら、すみやかに漏電工事業者に相談しましょう。
アースが抜けていないか確認する
ご自宅の漏電した場所が特定できたら、その場所でつながれている家電製品のアース線が正しく設置されているかを確認しましょう。
アース線とは、漏電の際に電気を地面に逃すことで感電や火災を防ぐための安全装置です。主に水回りにある電子レンジやエアコン、洗濯機などは漏電の危険性が高いため、このアース線の設置が求められています。もし漏電が発生した場所の家電製品のアース線が抜けていれば、それが漏電の発生原因であることがあります。
ただし、漏電ブレーカーが作動していてもアース線には微細な電流が流れていることがあるため、安全のため触れずに漏電工事業者へ相談しましょう。
家電の内部の老朽化を疑う
アース線に問題が見られなかった場合、ご家庭の電化製品の内部で漏電が発生しているかもしれません。
家電製品は長い間使用すると内部回路や配線が故障するリスクをどうしても避けられず、電気を通すと漏電が発生することがあります。電化製品のコンセントを全て抜いた状態で漏電箇所の安全ブレーカーが落ちなければ、家電のどれかが漏電していると判断できます。
もし家電製品で漏電が発生していた場合は買い替えや修理に出すことで問題を解決できるため、漏電工事業者に依頼せずに漏電に対処することもできます。
漏電が発生したら業者が来るまでに注意するポイント
漏電にはさまざまな発生原因があり、コンセントまわりや電化製品だけでなく、普段見えない壁の中の配線に問題が起きているケースも少なくありません。
自分でできる漏電の対処法はあくまでも簡易的なものであり、漏電を完全に修理するには資格を持つ漏電工事業者に依頼しなければなりません。
ここでは、漏電工事業者がくるまでに注意するべきポイントをご紹介します。
絶対に自分で漏電修理をしない
まず漏電工事業者が到着するまでに注意しなければならないのが、絶対に自分で修理しようとしないことです。
電気工事士の資格がない方が不用意に漏電箇所に触ると感電の危険性があるだけでなく、無資格者は3万円以下の罰金刑や懲役の対象になります。
配線の破れや漏電原因のコンセントを発見してしまうと自分で修理したくなる気持ちもわかりますが、安全のために絶対に手を触れないようにしてください。
濡れた手でコードやコンセントを触らない
漏電が発生した場合、ブレーカーを落としているから安全だと思われるかもしれません。
しかし、たとえブレーカーを落としていたとしても回路によっては通電していることがあり、自己判断で触れるのは危険です。特に湿気の多い場所や濡れた手、汗をかいた状態で触れてしまうと感電しやすくなり、怪我や命の危険につながります。
ゴム手袋をしたら大丈夫だ、といわれることもありますが、市販のゴム手袋では感電を防ぐことはできません。
漏電工事業者は電気工事専用の絶縁用保護具のゴム手袋を使用しているため、安易に真似しないようにしましょう。
賃貸物件の場合は大家さんや管理会社に相談
賃貸物件や集合住宅にお住まいの場合は、漏電が発生したらまずは大家さんや管理会社に相談するようにしましょう。
事前に大家さんや管理会社に連絡をしておくことで、漏電工事業者を紹介してもらえたり、修繕費用を負担してくれるケースもあります。その一方で、自分で勝手に漏電工事業者を手配してしまうと、工事費用が自己負担になったり、壁に穴が空いた、などのトラブルに発展することがあります。
漏電が発生すると焦ってしまう気持ちも理解できるのですが、まずは大家さんや管理会社と連絡を取るようにしましょう。
漏電が発生したらエネトーレにご連絡ください
急に漏電ブレーカーが落ち家中の電気が遮断されてしまうと、誰でも驚いてしまいます。
しかし、漏電が発生したのちに対処法を間違えると、感電事故や家電の故障、火災などの二次災害が発生してしまうリスクが高まります。このような危険性を下げるためにも、漏電が発生したらすぐに漏電トラブル専門業者にお問い合わせください。
私たちエネトーレは、漏電工事を専門に解決するプロ集団です。わかりやすい明確な料金設定で、低価格なのに高品質、最大24時間以内に漏電修理にお伺いします。
専門的な漏電調査やブレーカー交換から、簡単なコンセント交換作業までスピーディに対応いたします。
漏電は放置してしまうと大きな事故につながりかねません。ブレーカーが落ちる、電気料金が上がった、などの変化を感じた場合はすぐに通話料無料のフリーダイヤルかメールにてご相談ください。